ラタン(籐)との出会い
私がラタンに出会ったのは、2009年マレーシアペナン島で暮らしたことがきっかけでした。
日本で流行っていたクラフトテープで作るカゴなど編んだ事があり、カゴ編みには興味がありました。
当時は現地の方から教わるすべもなく、日本人会のサークルで活動していたところに、無理を言って参加させてもらいました。というのも、教える人がいないので参加者を募っていないと断られたのでした。教える人がいなくても、見様見真似で習得するつもりであると、強くお願いして、無理を聞いてもらいました。
あまりの必死さに、後々周りの人の笑い話になっていました。
ラタンの本も当時は出版されている物が何十年も前のものしかありませんでした。日本ではクラフトテープの作品とスイッチしていた為、前後10年間はラタンの本は発売していなかったと思います。何十年も前の古い本を、更にマレーシアでコピーされた資料を基に作品作りを進めていました。それから毎日ラタンを編み、気がつけばそのサークルの部長に…。
そして、日本人会のチャリティーイベントでは、100点以上もある作品を全て完売という快挙!懐かしい思い出です。
マレーシアに住んでいたのは約2年。瞬く間に過ぎて行き、いつどのような物を作ったのか、細かい事は覚えていません。
マレーシアという土地柄、季節はずっと夏。記憶を辿ろうにも、季節感がない為、2年間の出来事は季節で思い出す事が出来ないのです。
毎日ラタンを編んで生活する日々を今はただ懐かしく…。
活動のきっかけ
2020年はご存知の通り、激変の年となりました。
当時フルタイムで働いていた職場の環境も一変し、半分以下の人数で通常業務をこなさなければならない状態と、丁度仕事の責任も増すタイミング、いつもの季節的な諸々が重なり、体調不良になってしまいました。
元々身体が強い方ではない為、今までであれば、休みながらもやり過ごしていたと思います。しかしながら、社会的にも、会社の考え方としても、体調が万全でない社員を働かせるわけにいかないという事で休む事を余儀なくされました。
今では、働き方を考え直すいいきっかけになったと思っています。
ずっとやりたかった事、今自分にとって安らかな時間、身体と心を休めながら、本気で向き合う事ができました。
ラタンを編むことも、フラワーアレンジをすることも、広める活動もとても楽しんで進めていく事ができています。
以下クラフトメイドマルシェにてインタビューを受けたときの記事です。
「天然素材のラタンや季節の花や小物で生活を素敵に演出するお手伝いを」
生活の中にラタン(籐)小物を取り入れることにより、少し豊かなライフスタイルを提案し、生活の中で花や植物などと共にラタンを取り入れた暮らしをコーディネートいたします。
東南アジアに生息するラタンをマレーシア在住時に独自に培い、 累計1000点以上のラタン製品を制作し、ラタンの素材を生かしつつ、日々新たな取り組みにも挑戦しています。
ラタン編みは難しく、手間がかかっているように見えるかもしれませんが、 基本的なことを抑えれば、どなたでも作成可能です。
作り方を対面はもちろん、オンラインでも、ワークショップや動画などでお教えしています。